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2015年7月30日 クロムヨウラン 大分市 |
ラン科ムヨウラン属 ここ数年、観察を続けていますが、 いまだに花が開いたのを見たことがありません。 花が開きにくいことがこの種のひとつの特徴のようです。 高さは20cmから40cm暗紫色、常緑広葉樹林下に生育します。 写真は、昨年の株のものと今年の株が写っています。 のちほどアップ予定ですが、2014年、ほんの少し花が開きました。 今年こそはと観察を続けています。 |
2015年7月21日 ケミヤマナミキ 別府市 |
シソ科 タツナミソウ属 ケミヤマナミキは大分県の絶滅危惧種1Aに指定されている植物です。 ミヤマナミキ(1B指定)と違って、全体に上向きに 曲がった細毛が多いのが特徴です。 南九州に分布しているようです。 私が撮影したところは、じめじめした薄暗い所です。 面白いことに、進路を挟んで左右に群落があって、 右側の花には紫色の斑点がありますが 左側の群落には、斑点がなく、純白の花です。 |
2015年7月10日 オオバノトンボソウ 飯田高原 |
ラン科 ツレサギソウ属 6月10日に撮影したものです。 別名 ノヤマトンボ 下部の茎に綾があり翼が見られるのが大きな特徴です。 くじゅう山系、由布岳周辺などで大変よく見かけます。 暗いところに多くて、写真が撮りにくい花です。 |
2015年7月4日 ツクシチドリ 飯田高原 |
ラン科 ツレサギソウ属 6月24日に撮影したものです。 ツクシチドリはニイタカチドリの変種とされています。 日本の野生植物(平凡社)によると、「花は2,3花と少なく」 と書かれていますが、九重町に生育しているものは花の数が大変多いようです。 10cm前後の小ささで、本当に可愛い花です。 |
2015年6月20日 コクラン 大分市 |
ラン科 クモキリソウ属 ラン科クモキリソウ属 大分市内に生育するコクランです。 葉以外は黒っぽく見えます。 図鑑で見るコクランは花だけが黒っぽくて全体は緑色のようです。 葉は広楕円形で先がとがるのが特徴。 |
2015年6月9日 ベニバナヤマシャクヤク 由布市 |
ボタン科 ボタン属 ヤマシャクヤクはよくみかけていましたが、 この花には一昨年初めて出会いました。 期待通りの幻想的は花でした。 ただ、なかなか花が開いたのを見ることができません。 少し開いた花びらの間からおしべが見えています。 |
2015年6月6日 ミヤマコナスビ 由布市 |
サクラソウ科 オカトラノオ属 人に場所を聞いて見に行ったことはありますが 今回の写真はつい最近自分で見つけた花です。 つる性の植物で、あざやかな黄色の花が大変目立ちます。 サクラソウ科の特徴は子房の中央の軸に胚珠がつき、 また、雄しべが花冠裂片と対生するのが特徴。 |
2015年5月29日 ヒトツボクロ 由布市 |
ラン科 ヒトツボクロ属 2014年7月に実をつけたヒトツボクロを4株見つけました。 今年こそは花を見ようと、4月始めから観察を続け、 森の中に30株の葉を発見して、その後の生育を見守ってきました。 5月下旬にようやく開花。10株の開花を確認しました。 葉はあってもなかなか花茎を伸ばさしません。 今年咲いた株に来年花をつけるとは限りませんが、 今から来年の開花が楽しみです。 |
2015年5月29日 セイタカスズムシソウ 由布市 |
ラン科 クモキリソウ属 大分県では結構珍しい花のようです。 クモキリソウはいたるところで良く見ます。 花の形が昆虫のスズムシに似ているので 名づけられたそうです。 ほんとうにかわいらしい花です。 |
2015年5月17日 コクワガタ |
ゴマノハグサ科 クワガタソウ属 場所によってはたくさん見ることができますが 普通にはあまり見かけたことはありません。 クワガタとは昆虫ではなく兜の鍬形ということです。 果実の形が鍬形に似ているそうです。 可憐な花でとても好きです。 |
2015年5月6日 バイカイカリソウ |
メギ科 イカリソウ属 見馴れているバイカイカリソウです 外側の4枚の花びら状のものはガクです。 内側の4枚のものが花びらです。 ヒゴイカリソウには距がありますが この花にはありません。 |
2015年4月28日ミツバテンナンショウ |
サトイモ科 テンナンショウ属 森全体がこのミツバテンナンショウに覆われています。 珍しい花ではないようですが、私は始めてみました。 先に花が咲いてそのあとに葉が出るようです。 ただ、花が咲いている株はほんのわずかです。 |
2015年4月17日 オオヤマカタバミ |
カタバミ科 カタバミ属 花の咲くタイミングがとても難しくて 数年通って初めてやっとこの花の写真が撮れました。 実に繊細な花で、ちょっとした雨でも花がしおれます |
2015年4月3日 シュンラン |
ラン科 シュンラン属 乾燥した林内に生える多年草。 葉は長さ20cmから35cm、幅0.6〜1cmの線形。 花は普通1個つく。がく片は緑色から黄緑色。 唇弁は白色で濃赤紫色の斑点がある。 最近めっきり少なくなった印象があります。 |
2014年11月1日 ゲンノショウコ |
フウロソウ科 ゲンノショウコ属 高さ30cm〜60cmの多年草。茎や葉には毛がある。 葉は掌状に3〜5深烈する。 花は長い柄の先に2個付き紅紫色、淡紅色、白色で直径1〜1.5cm。 写真は刮ハ。 |
2014年10月10日 キバナアキギリ |
シソ科 アキギリ属 秋にキリに似た花をつけることによる。 山地の木陰に多い。高さ20cm〜40cmの多年草。葉は対生。 茎の先に花穂を出し、淡黄色の唇形花を数段つける。 この写真は久住の観光地に一面の群落をなして咲いていました。 |
2013年9月8日 ベンケイソウ |
ベンケイソウ科 キリンソウ属 山地の草原や明るい林内に生え、高さ30cmから80cm。葉は互生又は対生し長さ5〜8cmの卵形で低い鋸歯がある。 ミツバベンケイソウはあちらこちらで良く見かけますが、ベンケイソウはぐっと花が少ないように思います。飯田高原で見たのは初めてです。 |
2013年9月23日 ナンバンハコベ |
ナデシコ科 ナンバンハコベ属 変わった花の形から南蛮とつけられたが、外来種ではない。 山野に生える多年草。茎はつる状で良く分岐し長さ1m以上に伸びる。 花は横向きまたは下向に咲き、半球形の萼が目立つ。 花弁は白色で、舷部は2裂する。 |